アクチュアリーはデータサイエンスの夢を見るか?

Rで保険数理と機械学習をやっています

アクチュアリー試験の合格年数シミュレーター

アクチュアリー試験合格までに何年かかるかをシミュレーションするプログラムを作成しました。※実際の合格年数を保証するものではありませんので、ご承知おきください。

計算前提

1. 毎年2科目を受験する。(残り科目数が1科目の場合は1科目)
2. それぞれの科目の合格率は次のとおり。
受験者全体の合格率に、勉強の成果(追加上昇効果)を指定%上乗せして算出。

 第1科目の合格率 = 受験者全体の合格率 + 第1科目の追加上昇効果
 第2科目の合格率 = 受験者全体の合格率 + 第2科目の追加上昇効果
 ※なお、残り科目数が1科目の場合は次の通り。
 第1科目の合格率 = 受験者全体の合格率 + 第1科目の追加上昇効果 + 第2科目の追加上昇効果

3. 受験者全体の合格率は、年ごと・科目ごとに一様乱数で設定される。
4. 1回のシミュレーションにつき、1万通りのシナリオを発生させる。各シナリオとも正会員になるまで受験し続け、リタイアは考慮しない。

入力パラメータ

1.現在の合格科目数

 一次試験、二次試験の通算で科目

2.受験者全体の合格率

 一次試験科目の合格率:
 二次試験科目の合格率:

3.勉強の成果としての合格率の追加上昇効果

 一次試験科目の上乗せ幅
  第1科目:% 第2科目:
 二次試験科目の上乗せ幅
  第1科目:% 第2科目:

計算実行ボタン


実行結果

準会員になるまでの年数
最頻値中央値平均値5%点95%点標準偏差
正会員になるまでの年数
最頻値中央値平均値5%点95%点標準偏差


結果をシェアする

計算結果の考察

  1. 人並みの勉強しかしない場合(追加上昇効果を期待しない場合)、試験合格までには平均で20数年程度の月日がかかる。
  2. 毎年複数科目を真剣に勉強しない場合、短期間での合格は難しい。合格年数のばらつきも大きい。

以前の記事も参照ください。
r-std.hatenablog.com
r-std.hatenablog.com


当記事を作成するのに使用している技術

シミュレーションにはjavascriptを使用しています。javascriptには統計処理を助けてくれるライブラリなどがあり、今回使用したものをご紹介いたします。

1. Simple Statistics.js Simple Statistics
最頻値や中央値などの統計量を求めるのに利用しています。javascript自体にも一様乱数生成機能などがついていますが、当該ライブラリでは各種分布の乱数の生成などもできるようです。

2. plotly.js plotly.js | JavaScript Graphing Library
histogramの作成に使用しています。RやPythonからでも利用できるようで、Visualizationが簡単にできます。
3D系のグラフ描画も可能なため、使い勝手が非常に良さそうです。

3.Twitterへの連携
cthuwebdice.session.jp